2022.08.13
永久歯が内側から生えてきた場合、矯正は必要?小児の歯並びに関して解説
今回は永久歯が内側から生えてきた場合の対処、今後どうなっていくのか、将来的な治療について解説していきます☺️
内側から生えてくるのは下の前歯であることがほとんどで下の写真のような状態になっていると思います。
年齢で言うと、6歳から7歳くらいの時期が多いかと思います🤔
この場合、後ろから生えてきた永久歯の邪魔になってしまっている、手前の乳歯を抜歯する必要があります。
抜歯してしまえば、永久歯は舌の圧に押されて手前の方に移動していき正しい位置に誘導されていきます😌
ただ、スペースが足りない場合は、舌に押されようともうまく並んでいかないケースもあります💦
少しのスペース不足であれば、さらに奥の乳歯が生えかわる10歳くらいでスペースが新たに生まれ、問題なく並んでいきますが、ある一定以上のスペース不足があると事前に拡大してスペースを作ってあげる必要があります。具体的には8、9歳くらいで上の前歯4本が生えてきたタイミングでスペース不足があれば拡大を行うということになります
ただ、場合によっては8、9歳まで待たずに早めに治療を行ったほうがいい場合もあります😅
細かいタイミングはわかりづらいと思いますので、歯医者さんで相談してみてくださいね😊
また、子供の乳歯は全部で上下合わせると20本あるのですが、一番奥の乳臼歯が大体2歳半くらいの時期に生えてきます。この歯が生えてきた頃から特に虫歯のリスクが高まるので、より一層、定期的なフッ素塗布、虫歯のチェックでご来院されることをお勧めします😌