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2026.04.20

マウスピース部分矯正の魅力と注意点


「矯正したいけど、できるだけ安くすませたい!」
そう思って部分矯正を検討していませんか?
実は、安易に選ぶと後悔する落とし穴があります
部分矯正では、うまくいく場合とうまく行かない場合があるのです。
今回は、歯科医師がマウスピース部分矯正の「適応」と「限界」を正直にお伝えします

部分矯正とは


言葉通りではありますが、全体矯正は歯列全体を移動させるのに対して、部分矯正は奥歯の位置は固定した状態で前歯のみ移動させるケースが多いです
動かす範囲を絞っているため以下のようなメリットがあります
 ①部分矯正は全体矯正よりコストを抑えることができる
 ②使うマウスピースの枚数が少ないので治療期間が短い
 ③奥歯を動かさない基準として前歯を動かすので移動の実現性が高い
ただし、部分矯正には「向き・不向き」が明確にあります

部分矯正が可能な症例


部分矯正がうまくいくのは、奥歯のかみ合わせが正常な場合です
奥歯のかみ合わせが正常といっても何が正常かイメージがわきづらいと思います
あくまでも簡易的な見分け方になりますが、以下のポイントを満たしていれば大体はよいかみ合わせと言えます
 ・奥歯にがたつきが少ない
 ・上の3番目の歯が下の3番目と4番目の間に噛みこんでいる

部分矯正がおすすめできない症例


一方で、上の2点のポイントを満たしていない場合は部分矯正をおすすめできないことが多いです
奥歯のポジションがズレた状態で部分的に並べるだけなので、全体として調和がとれていないかみ合わせになってしまいます
「見た目」だけを整えて、「かむ」という機能を無視した矯正治療となってしまうのです

矯正の真の目的


矯正治療の目的は、ただ歯をきれいに並べるだけではありません
歯が正しい位置にありきちんと上下の歯がかみ合うことで一つ一つの歯がしっかり機能を果たすこと」を目的としています
正しくかめるようになると、顔立ちも整い発音も良くなります
さらに脳への刺激や体のバランス維持にもつながるのです
また、一本一本の歯に均等に咬合圧が分散されると、歯列全体が安定し、将来的に歯を失うリスクが低減します

治療を成功させるための鉄則


部分矯正に限ったことではありませんが、マウスピース矯正は装着時間や方法をしっかり守ることが大切です
特に部分矯正はマウスピースの枚数が限られているため、装着時間を守らないと追加費用が発生したり矯正期間も延びてしまいます
マウスピース矯正は「外せる」ことが大きなメリットですが、外している間は歯が動かないどころか後戻りして逆に動いてしまいます。

まとめ


部分矯正は、条件さえ合えば「最小限の負担」で笑顔になれる最高の選択肢です
ただし、自分の判断だけで「部分矯正でいける」と決めるのは禁物です
まずは精密検査を受けて、最適なプランを知ることから始めましょう
「私の歯、部分矯正で直るのかな?」
そう思ったら、まずは一度お気軽にご相談ください!
当院では、24時間webにて無料相談を受け付けております

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