前歯が反対になっていて歯並びが気になり来院されたR.Mさんからの相談｜熊取駅すぐの歯医者「まつもと歯科・小児矯正歯科」

はじめまして。本日はお越しいただきありがとうございます。
診させていただいたところ、上は少し拡大した方がいいかと思います。 
また、正確な分析をしてみないとわかりませんが、骨格的な問題で下顎の方が出ている可能性もあるのでその場合は上顎を前の方に引っ張る治療も併用するかもしれません。 いずれにしても、前歯が反対になっているのは早めに改善した方がいいです。 
虫歯も多いので、マウスピースよりは固定式の装置の方がよいかと思います。 

マウスピース矯正は一日２０時間マウスピースをつけて、食事の時と歯磨きの時は外します。 間食などするとそのたびに歯磨きをしてからマウスピースをはめる必要があります。 
そもそも、虫歯になりやすい子は歯磨きをあまりしなかったり、間食の頻度が多いです。そういう状態にマウスピース矯正を行うと間食をして歯を磨かずマウスピースをはめてしまい、今以上に虫歯を作ってしまう可能性があります。

嚙むたびに下の歯が上の歯を後ろ向きに押さえつけ続けるので上顎の発達を阻害する恐れがあります。また、逆に下顎の成長を促し、顎がしゃくれた状態へ誘導される可能性が高まります。ですので、早めにこの位置関係は解消しておいた方がよいです。 

矯正治療はこの金額以上はかかりませんが、装置を紛失したり、壊してしまった場合は追加費用が発生します。
矯正治療とは別の虫歯治療や予防処置などは保険診療で費用がかかります。