他院で矯正のタイムリミットがあると言われて来院されたK.Sさんからの相談｜熊取駅すぐの歯医者「まつもと歯科・小児矯正歯科」

こんにちは。今日はお越しいただきありがとうございます。
早速、お口の中の状態をご説明します。
顎の大きさはやや狭い感じがあります。また上顎が下顎よりも出ているので、前後関係を調整する必要もあると思います

お子様の矯正治療をするいいタイミングというのはあり、今はいいタイミングであることは確かです。ただ、タイミングをみる指標としては、年齢よりも生え変わりの状況をみます。
一概に来年の４月で何年生だからもうだめとかではないです。
この子のお口の中の生え変わりの状態を見たところまだ時間的な余裕はありますので、そこまで焦らなくてもよいかと思います。

お子様の矯正治療になると、トータルフィーで行っています。
装置の変更や追加があっても、患者さんに過失がなければ、こちらのミスですので
最初にお話しした金額から追加で矯正の費用をいただくことはありません。
虫歯の治療や予防処置などは保険診療でその都度、費用がかかってきます。

一番わかりやすいのは見た目ですが、他には、ガタついてるところが磨きにくいので虫歯、歯周病になりやすい（日本人が歯を失う原因の１位は歯周病です）、歯周病になると口臭がきつくなるなどがあります。
また、虫歯や歯周病で歯を失うと、入れ歯やブリッジ（両隣の歯を削って繋げる治療）、インプラントなど大掛かりな治療が必要になってきます。

そうですね、お子様の口の中で今、生えてきた永久歯はこの先６０年、７０年と使っていくものですので、大人になった時にやってもらってて良かったなと思ってもらえるんじゃないかなと思います