CASE

歯並びをきれいにしたい【30代女性】

前歯の歯並び改善を主訴に来院された30代女性の症例をご紹介します。特に上顎前歯の見た目を整えたいというご希望があり、部分マウスピース型矯正装置による治療を開始しました。治療では、歯と歯の間をわずかに調整するIPR法を併用し、歯が動くためのスペースを確保しながら、段階的に歯列を整えていきました。また、治療途中で再スキャンを行い、より精密に歯の移動をコントロールしています。しかしながら、前歯(特に側切歯)は歯冠のサイズが小さく、マウスピースの力が十分に伝わりにくかったため、最終的に約3ヶ月間の部分的なワイヤー矯正を併用し、細かな歯の位置調整を行いました。

症例画像
正面の術前術後のお写真
上顎の術前術後のお写真
下顎の術前術後のお写真
左側面の術前術後のお写真
右側面の術前術後のお写真
治療詳細
主訴歯並びをきれいにしたい
治療期間1年8カ月
使用した装置部分矯正(マウスピース型)+ワイヤー矯正(上顎前歯のみ)
費用66万円
治療経過特に前歯4本に大きな歯のねじれやがたつきが見られました。歯が動くためのスペースを確保するため、歯と歯の間をわずかに調整するIPR法を併用しながら、段階的に歯列を整えていきました。また、治療途中で再スキャンを行い、より精密に歯の移動をコントロールしています。しかしながら、前歯(特に側切歯)は歯冠のサイズが小さく、マウスピースの力が十分に伝わりにくかったため、最終的に約3ヶ月間の部分的なワイヤー矯正を併用し、細かな歯の位置調整を行いました。歯並びの改善後は、過去の治療による変色したレジンの修正を行い、さらにホワイトニングも実施しています。
治療で気を付けた点本症例で特に重視したのは、マウスピースと歯の適合(フィット)です。装着時にはチューイを併用し、マウスピースが確実に奥まで適合するよう徹底しました。
一方で、側切歯のように歯冠が小さい歯は、マウスピースの力が十分に伝わらず、移動に時間がかかったり精度を欠く場合があります。歯の理想的な仕上がりには、角度(ローテーション・トルク・アンギュレーション)や位置(近遠心・頬舌側・歯冠-根尖方向)といった三次元的なコントロールに依存するため、確実かつ精密な歯の移動が可能なワイヤー矯正を短期間併用し、精度の高い仕上がりを目指しました。
治療の注意点・リスクマウスピースには装着時間の決まりがあります。
1日22時間以上マウスピースを装着しないと計画通りに歯が動かないのでご注意ください。
虫歯の原因となるため矯正装置を清潔に保っていただく必要があります。
食事の際はマウスピースを外さないと変形の原因になります。

監修者情報
院長 松本光平
院長 松本光平
  • 2017年 大阪大学歯学部卒業
  • 2017-2019年 茨木市内歯科医院勤務
  • 2019-2022年 吹田市内歯科医院勤務
  • 2020-2021年 豊中市内矯正専門医院勤務

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