CASE

前歯が1本大きくずれている【10代女性】

10代女性の症例をご紹介します。前歯ががたつき、特に右の前歯1本が大きくずれて部分的にかみ合わせが反対になっていました。今回は右上の第一小臼歯を1本抜歯し、マウスピース矯正により少しずつ歯を動かしていきました。抜歯してできたスペースはアタッチメントや顎間ゴムを併用し、前歯を下げることによって閉鎖する計画を立てました。これにより、出っ歯にならず、全体的なかみ合わせも良好に仕上げることが出来ました。仕上げに、先端が摩耗して左右非対称となっていた前歯を樹脂で形態修正し、治療を終えています。

症例画像
正面の術前術後のお写真
上顎の術前術後のお写真
下顎の術前術後のお写真
左側面の術前術後のお写真
右側面の術前術後のお写真
治療詳細
主訴前歯が1本大きくずれている
治療期間1年8カ月
使用した装置マウスピース型矯正装置
費用83万円
治療経過右上の2番目の歯が大きくずれて生えていました。診断の結果、右側が著しくスペースが不足していたため、右上4番の抜歯を行いました。1回目のマウスピース(32枚)で抜歯してできたスペースを利用して反対咬合となっていた前歯や歯のがたつきを改善し、その後、追加で2回マウスピース作成を行い、細かな噛み合わせの緊密化を図りました。仕上げに、先端が摩耗して左右非対称となっていた前歯の形態をダイレクトボンディングで修復しました。現在はリテーナーによる保定を行っていただいております。
治療で気を付けた点治療で最も留意したのは、「臼歯(奥歯)の咬合関係を狙った位置に持っていくこと」です。抜歯スペースを閉じる際、対策を怠ると奥歯が前方へ移動し、患者様にとって理想的な噛み合わせが崩れてしまいます。今回はアタッチメントの設計と顎間ゴムの併用により、奥歯の位置を強固に維持(アンカレッジコントロール)しながら前歯を後方へ移動させました。これにより、出っ歯になることを避け、審美性と機能性の両立を実現しています。
治療の注意点・リスクマウスピースには装着時間の決まりがあります。
1日22時間以上マウスピースを装着しないと計画通りに歯が動かないのでご注意ください。
虫歯の原因となるため矯正装置を清潔に保っていただく必要があります。
食事の際はマウスピースを外さないと変形の原因になります。

監修者情報
院長 松本光平
院長 松本光平
  • 2017年 大阪大学歯学部卒業
  • 2017-2019年 茨木市内歯科医院勤務
  • 2019-2022年 吹田市内歯科医院勤務
  • 2020-2021年 豊中市内矯正専門医院勤務

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