CASE

少しでも早く歯並びを治したい【10代女性】

今回ご紹介するのは、「右上の前歯のがたつきが気になる」とのことで来院された10代女性の患者様です。
他院では成長期のため治療開始をもう少し待つように説明されたそうですが、「今から治療を始められるのであれば、できるだけ早めに始めたい」と希望されていました。
当初は、学校でマウスピースを着脱することへの不安からワイヤー矯正も検討されていましたが、それぞれの治療方法や通院頻度、抜歯の可能性などをご説明しました。そのうえで、学校生活との両立がしやすく、非抜歯での治療が可能と判断したマウスピース矯正を選択されました。治療途中に半年間来院が途絶えた時期がありましたが、再来院後に口腔内を再スキャンし、その時の歯並びに合わせて治療計画を立て直しました。その後は問題なく治療は進み、気にされていた前歯のがたつきとかみ合わせを整えることができました。

症例画像
正面の術前術後のお写真
上顎の術前術後のお写真
下顎の術前術後のお写真
左側面の術前術後のお写真
右側面の術前術後のお写真
口元の術前術後の比較
治療詳細
主訴前歯の特に右側のガタガタが気になる。早めに矯正治療を始めたい。
治療期間2年8ヶ月
使用した装置マウスピース矯正
費用90万円
治療経過前歯は歯の重なりが大きかったため、歯を並べるスペースを確保する際に、前歯が前方に出すぎないように矯正用アンカースクリューを併用して歯を計画的に動かしました。治療開始から約1年後、一時的に通院が中断した時期がありましたが、当院からご連絡し、治療を継続するために再度来院していただきました。その時点での歯並びを改めてスキャンし、その状態に合わせて治療計画を立て直しました。治療再開後は、マウスピースの装着時間をしっかり守り、チューイーの使用や顎間ゴムにも継続して取り組んでいただきました。患者さまの協力によって順調に治療を進めることができ、予定していた治療を無事に終えることができました。
治療で気を付けた点10代のマウスピース矯正では、学校生活に配慮しながら、必要な装着時間と定期的な通院を継続できるよう支えることが重要です。本症例でも、一時的に通院が途絶えた際には患者様と状況を確認し、治療を再開しやすいよう計画を調整しました。また、歯が重なっている部分には汚れが残りやすく、マウスピースを長時間装着する矯正治療では、むし歯や歯肉炎の予防にも注意が必要です。来院時には口腔内の清掃状態を確認し、磨きにくい部分のブラッシング方法やフロスの使い方を繰り返しお伝えしました。さらに、アンカースクリューと顎間ゴムを併用して歯の移動を細かく調整し、前歯の見た目や口元、歯ぐきの健康やかみ合わせのバランスにも配慮して治療を進めました。
治療の注意点・リスクマウスピースは1日22時間以上マウスピースを装着しないと計画通りに歯が動かないのでご注意ください。
重なりが強い場合はブラックトライアングルが生じる可能性が高まります。
矯正後に前歯の形態を少し調整するだけで綺麗になるので、保定装置に移ってしまう前に担当医に伝えるのが重要です

監修者情報
院長 松本光平
院長 松本光平
  • 2017年 大阪大学歯学部卒業
  • 2017-2019年 茨木市内歯科医院勤務
  • 2019-2022年 吹田市内歯科医院勤務
  • 2020-2021年 豊中市内矯正専門医院勤務

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