歯並びが狭いことが悩みで来院されたT.Hさんからの相談｜熊取駅すぐの歯医者「まつもと歯科・小児矯正歯科」

はじめまして。今日はお越しいただきありがとうございます。
診させていただいたところ、歯並びが狭いことに加えて、歯のサイズが大きいかと思います。横顔のレントゲンを見させていただいたところおおむね骨格的な問題はなさそうです。

大人の歯が生えてくるスペースを作るために広げてあげる必要はありますが、歯のサイズが大きいので、子供の矯正治療をしても大人の歯並びになった時に、出っ歯が気になったりした場合は抜歯して口元を下げる矯正治療が必要になる可能性があります。

お子様のうちにやったほうが将来、抜歯する可能性は下がりますが、０にはなりません。先に矯正して歯が生えるだけの土台を作ってあげたほうが、これから生えてくる歯のガタツキは少なく済みますし、大人の矯正治療に移行した時も矯正しやすいというメリットがあります。

大きく分けて固定式の装置と着脱式の装置があります。
固定式にはクワドヘリックス、着脱式には拡大床、インビザラインなどがあります。
固定式は装着時間を守ったり、お母さんに調整して貰ったりする手間がないのがメリットです。逆に着脱式はつける時間が少なくなってしまうとなかなか結果が思うように出なかったり、お子様、お母さんが矯正治療に疲れてきてしまったりする面もあります。ただ、外して歯を磨けるという衛生面でのメリットは大きいです。

そうですね。これは痛みも少なくていいんですが、一日２０時間装着しないといけなかったり、お子様が外してそのままはめずにどこかに置いてきたりする可能性はあるので気を付けておく必要があります。歯磨きせずにつけると虫歯になりやすかったりもします。