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2025.11.10

子どものマウスピース矯正をはじめるベストタイミング


顎の成長をサポートしながら歯並びも整えることができる最新の小児矯正
子ども用のマウスピース矯正は何歳から始めるのがベストかご存知ですか?

実は年齢はあまり関係ありません!

始めるタイミングを間違えると大きな後悔につながってしまいます
今回は子ども用マウスピース矯正を始めるベストタイミングについて解説します

ベストタイミングは一人一人違います


当院のマウスピース矯正は、「小学3年生前後」を一つの目安にしていますが
実際には「年齢」ではなく「お子さまの準備が整ったタイミング」が大切です

マウスピース矯正は“やる気・理解度・生活習慣”がそろって初めて治療がうまく進みます
逆に一つでも欠けると、予定通りに歯がうまく動かなくなってしまいます

顎の成長や永久歯の萌出状態に合わせて歯科医師と親子の信頼関係を築くことが何よりのスタートラインです

生え変わりと成長のタイミング


矯正開始の目安として以下が挙げられます
・永久歯の上下前歯4本が生えていること
・上下の第一大臼歯(6歳臼歯)が生えていること

この時期は顎の骨がまだ柔らかく、これから生えてくる永久歯のスペースも確保できるため歯並びやかみ合わせを整えやすい時期です
この生え変わりは個人差が非常に大きいため、マウスピース矯正ではお子さまの「年齢」より「お口の成長段階」を重視します

もっとも大切なのは「お子さまのやる気」


マウスピース矯正は固定式の装置と異なり、食事や歯磨きの時に自分で取り外すことができる「自己管理型」の装置です
【マウスピース矯正のルール】
・1日約22時間のマウスピース装着 (食事と歯磨きの時以外)
・口の中やマウスピースは清潔に保つ
・紛失や変形を防ぐために慎重に扱う
つまり、治療を支えるのは「お子さま自身の意識」です

どれか一つでも欠けると歯が計画通りに動かず、治療期間がのびたり、思うような結果が得られません
綺麗な歯並びになりたい!というやる気が芽生え、装置の役割や目的を理解できるようになる時期が始めるベストタイミングといえます

親子と歯科医師の三者の連携が大切


マウスピース矯正を成功させるためにはお子さま・保護者・歯科医師の三者の信頼関係は欠かせません

【よくあるトラブル】
・決められた時間マウスピースを装着しない
・正しく扱わず変形したり、外したまま紛失してしまう
・定期的な来院・チェックを怠る

これらを防ぐには保護者が声かけをしながらサポートし、歯科医師が定期的にフォローアップを行うことが重要です
お子さまが治療を「やらされている」のではなく「自分でがんばっている」と思えるような関係づくりをしましょう

お口の成長+やる気+信頼関係が整った時期がベスト


子ども用マウスピース矯正は「目立たず」「痛みが少なく」成長期に顎の発育をサポートしながら歯並びも整えることができる新しい矯正方法です
ただ、早ければいいわけではなく、始めるタイミングが非常に大切です

✔︎前歯4本の永久歯と6歳臼歯が生えている
✔︎綺麗な歯並びになりたいという気持ちがあり、装着時間を守ることができる
✔︎親子と歯科医師が信頼関係を築けている
この3つが揃った時が「ベストタイミング」と言えるでしょう

当院では無理に急いでマウスピース矯正を始めることはありません
お子さまの気持ちと成長に寄り添いながら、最もいいタイミングを一緒に見極めていきます
矯正を成功に導くために、親子で納得してから治療をスタートしましょう

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