welfare生活保護受給者の方も安心して通っていただけるように
日本には、病気や怪我で働けなくなっても、「国の定める健康で文化的な最低限度の生活」を送れるように保証する制度があります。それが「生活保護」です。しかし、通院することを後ろめたく思ったり、受診できる病院が指定されていたりして、通院のハードルが高くなっているのが現実です。お口の健康を安心して守れるよう、当院では生活保護受給者の方の歯科治療も行っています。
当院は生活保護法の指定医療機関です!
生活保護を受給中の方は、自治体から発行される医療券を提示することで、窓口で費用を支払わずに医療を受けることができます。しかし、すべての医療機関が医療券に対応しているわけではありません。勇気を振り絞って受診しに行っても窓口で断られ、辛い思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当院は生活保護医療券の指定医療機関です。医療券が使えますので、安心してご来院ください。
生活保護受給者の方が受けていただける治療内容
治療内容が限られているのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。しかし、医療券を使用することによって患者様が治療上の不利益を被ることは一切ありません。下記にあるような保険診療とされる治療は、ほぼすべて費用負担なく受けていただけます。
保険診療範囲内は可能です
- 一般的な虫歯治療
- 歯周病治療
- 差し歯が必要になるケース
- 保険の入れ歯
通院にかかる交通費の負担を案じる方もいらっしゃると思います。こちらは治療内容や通院回数などの条件を満たせば支給されるケースもあるようですので、福祉事務所にお問合せください。
早めの受診をおすすめします
生活保護を受給されている方は、医療機関に行くことを後ろめたく感じ、治療を諦めてしまう方が多いようです。特に、お口のトラブルはすぐに命に係わるものではないとして、優先順位が低くなりがちでもあります。しかし、虫歯や歯周病などは自然に治癒することはありません。放置するとどんどん悪化していくため、保険診療が適用されない治療が必要になってしまう場合があります。
受診が早ければ早いほど、保険診療の範囲内で治療でき、通院回数も少なくてすみます。当院は、生活保護を受給されている患者様も、他の患者様と同様の治療を安心して受けていただける体制を整えている歯科医院です。治療を受けることをためらう必要はありません。早めに当院を受診していただきたいと思います。
受診までの流れ
- 01
担当ケースワーカーに相談 -
生活保護を受給中の方が医療機関の受診を希望する場合は、まず担当のケースワーカーに報告してください。ケースワーカーが「受診の必要あり」と判断すれば、自治体から医療券が発行される仕組みになっています。
- 02
医療券をご持参のうえご来院 -
発行された医療券を持ってきていただき、受付にてご提示ください。
費用負担なく治療を受けていただけます。ただ、医療券を使えるのは自治体が定めている指定医療機関のみとなりますので、その点はご注意ください。
- 03
カウンセリング後に治療開始 -
治療前にカウンセリングを行います。治療に関する疑問、不安がありましたら、この時にお気軽にご相談ください。丁寧にご説明させていただきます。その後、お口の中を見せていただき、必要に応じてレントゲン撮影を行い、適切な治療方法をご提案します。患者様にご納得いただいてから治療へと進みますのでご安心ください。
緊急時の医療券について
基本的に、受診時は自治体から発行された医療券が必要です。しかし、実際には急を要する場合もあります。その際は、躊躇せず速やかに受診してください。痛みが生じていたり、急を要する場合は医療券がなくても治療を行い、福祉事務所への申請は当院がいたします。
よくあるご質問
- Q1生活保護受給者ですが本当に無料で治療してもらえるのですか?
- A1自治体から発行される医療券を提示していただければ、費用負担なく治療を受けていただけます。保険診療内のほぼすべての治療が可能です。
- Q2医療券を持参していなくても大丈夫ですか?
- A2初診に限らず、痛みが強い場合など、速やかな対応が必要な場合は医療券がなくても治療を行いますので、迷わずにご来院ください。福祉事務所への申請は当院の方で行います。
- Q3生活保護受給者でも医療費控除の対象になりますか?
- A3申請自体は可能かと思います。しかし、対象となるかどうかの判断は当院ではできかねますので、医療費控除に関しては管轄の税務署にお問合せください。
- Q5地域外からの通院も受け入れてくれるのでしょうか?
- A5居住地域には関係なく利用できますので、安心してご来院ください。
- Q6通院にかかる交通費はどうなるのでしょうか?
- A6条件が揃えば交通費が支給されるケースがあります。具体的には、治療内容が適正かどうか、通院回数が適正かどうか、適切な公共交通機関を利用しているかどうかなどの条件をクリアしていることが鍵となるようです。当院では返答しかねますので、管轄の福祉事務所にお問合せください。
- Q7生活保護受給者だと治療内容が限られてしまうのですか?
- A7そのようなことはありません。保険診療内でしたら、費用負担なく他の患者様と同様の治療を受けることが可能です。
- Q8生活保護受給者ですがインプラント希望です。自費診療ですが対応してもらえますか?
- A8インプラント自体は選んでいただけますので、まずはスタッフにお申し出ください。ただし、医療券使用によって費用負担なく受けていただけるのは保険診療内の治療のみで、自費診療の場合は全額自己負担になります。高額な費用を支払った結果として生活保護の受給資格を喪失してしまう恐れがあるので注意が必要です。まず管轄の福祉事務所へご相談いただくことをおすすめします。受給資格が喪失になった場合でも、当院では責任を負いかねますのでご了承ください。
- Q9長い間受診していなかったため、歯が酷い状態ですが治せますか?
- A9お口の状態を見てからでないとなんとも言えませんが、機能の回復を目指すなら保険診療の範囲内でも十分に可能です。治療期間は長くなり、通院回数も多くなってしまうかと思いますが、スタッフがしっかりサポートしますので、最後までしっかり治療しましょう。
- Q11生活保護を受給していることを隠しておきたいのですが……
- A11スタッフが「生活保護」という言葉を発することはありませんし、情報の管理も厳重に行っています。患者様のプライバシーには十分に配慮していますので、安心してご来院ください。
早期治療でお口の健康をしっかり維持!安心してご来院ください!
歯のトラブルが自然に治癒することはありません。放っておくとどんどん悪化し、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。しかし、生活保護を受給されている方は、通院することに罪悪感を抱き、ご自身の健康を後回しにしてしまう傾向が顕著です。「国の定める健康で文化的な最低限度の生活」を送ることは私たちに与えられた権利であり、お口の健康を守ることも当然そこに含まれています。どうか、負い目を感じることなく、治療に専念してください。全スタッフが誠心誠意サポートします。
すぐに治療を受ければ治せる歯がたくさんあります。どうか不安や迷いを捨てて熊取の「まつもと歯科・小児矯正歯科」にご相談ください。お待ちしています。