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docter 院長 Kohei Matsumoto

ごあいさつ

初めまして!
まつもと歯科・小児矯正歯科院長の松本 光平(まつもと こうへい)と申します。
この度は当院のインプラント専門サイトをご覧頂き有難うございます。
このページでは私のインプラント治療への取り組みについて自己紹介も兼ねてご紹介できればと思います。

経歴

  • 2017年 大阪大学歯学部卒業
  • 2017-2019年 茨木市内歯科医院勤務
  • 2019-2022年 吹田市内歯科医院勤務(インビザラインレッドダイヤモンドプロバイダー、インプラント症例数日本トップレベル)
  • 2020-2021年 豊中市内矯正専門医院勤務

歯科の道を志したきっかけ

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私は産まれも育ちも和歌山県です。
姉が県内有数の進学校に通っていた影響もあり、負けん気の強かった当時の私は姉と同じ学校に入学しました。
そこは進学校ということもあり、同級生に置いていかれないようについていくのに苦労したのを覚えています。
中間テストや期末テストでその結果に一喜一憂しながら目の前の成績を追っていると、大学受験があっという間に近づいてきました。

大学受験を目の前にした時、肝心の
「将来何になりたいのか?」
について真剣に考えるようになりました。
自分はどんな仕事をして生きていくんだろう…?
と考えていた時、ふと幼少期に母から口酸っぱく
「虫歯になる前から歯医者さんに行きなさい」
と言われて、定期的に歯医者さんに通院していたことを思い出しました。

虫歯があった訳ではないので、クリーニングや歯石取りをしてもらうばかりで、歯科治療というものにはあまり馴染みがありませんでしたが、私が通っていた歯科医院は先生も従業員の方も優しく、歯医者さん独特の雰囲気や音、匂いが好きで良い印象を持っていました。

今思えば歯科に関して何もわかっていなかった当時の私は「歯医者さんの仕事がいいな」と思い、大阪大学の歯学部を志望することにしました。

苦労の連続だった歯科大学時代

無事に大阪大学の歯学部に進学した私ですが、友人の多くは親がお金持ちなのに対して、私の実は裕福ではなかった為、両親からの仕送りも殆どなく、学生寮に6年間住み、奨学金を借りてアルバイトを掛け持ちしながら、正に苦学生のような生活をしていました。

大学を卒業しても歯科医師国家試験自体の合格率が60%程度でしたので、合格出来ずに諦めた仲間もいました。
留年すると奨学金を貸してもらえなくなる可能性や、寮も6年ぴったりで退寮しないといけないという決まりがあり、学生時代は一生懸命勉強に励みました。

その結果、無事6年で卒業することができましたが、毎年毎年「今年は大丈夫かな」という心配と隣り合わせでした。

たくさんの経験を積ませて頂いた勤務医時代

勤務医時代は複数の歯科医院で経験を積ませて頂きました。
最初の頃は歯を削っても、型どりをしても先輩から「違う!ダメダメだ!」と患者さんの目の前で叱られたり、その場でやり直されることも多く「自分は歯医者に向いていないのかな?」と凹んでばかりいました。
ある時は、仮歯を先輩に任され
「よし!これで綺麗な前歯が作れた!」
と自分では思い、患者さんに鏡で見て頂くと「まだ少し歯の傾き気になります…もう時間がないので出来るだけ早く綺麗な形に治してくれませんか?」
と言われてしまい、急いで先輩に手直しをしてもらう事もありました。
またある時は、私が治療した歯の噛み合わせが合わず、再度来て頂いてやり直しさせて頂く事もあり、幼い頃に抱いた歯医者さんのイメージと実際の現場はあまりにも違いました。
「歯医者ってこんなに難しい世界なんだ…」
と大きく挫折しかけたのを今でも鮮明に覚えています。

それでも
「とにかく一人前になりたい」
「諦めたくない」
「負けたくない」
という気持ちも強く持っていました。
それから必死で診療後は居残りで毎日ひたすら練習したり、休みの日は勉強会に必ず参加し、歯科技術に関する書籍をひたすら読み続けて勉強しました。

少しずつ自信を持てるように

そんな”治療漬け”の生活を繰り返す中で
ある時、横についてくれていた先輩から
『まだ経験浅いのに器用やな』
と褒めて頂くことがありました。
今考えればただのリップサービスだと思いますが、当時は無性に嬉しかったことを覚えています。

インプラントを意識するきっかけ

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一般歯科治療の習得に奮闘している中、歯科大時代の一番仲が良かった友人が、インプラントの年間コースを受講し始めたことを知りました。
友人からコースの内容を少しづつ教えてもらううちにとても気になってきて、自分も受講したいと思い始めました。

そのセミナーはあまりオープンなものではなかったのですが、友人に頼むと次回のコースから参加させてもらえるようにコンタクトをとってくれました。
実際にセミナーを受けてみるとインプラント治療の奥の深さに目から鱗で毎回話を聞くのが楽しみになっていました。
特に印象に残ったのは
一般歯科治療は歯の根っこがあるところに被せ物を作る治療なのに対して、インプラントは歯の根っこも含めて全てを作ることから
「どんな位置に」
「どんなサイズの根っこを」
「どんな固定方式で」
「どんな咬み方になるように」
作るか?考えなきゃいけないことが増える。
という話です。

当たり前のことではありますが、一般歯科治療しか触れたことのなかった私にとっては衝撃でした。
気付いた時には、仕事が終わって家に帰ってからも歯科のことばかり考えるようになっていました。

最初のインプラント治療

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私が初めてインプラント治療に携わったのは、当時の勤務先の歯科医院とは別で働かせて頂いてた歯科医院でのことでした。
とにかく歯科医師として技術を高めたかった私は、勤務先の歯科医院とは別で技術向上の為に他院でも働かせて頂いておりました。
その医院ではまだ新人の私にも積極的に難しい治療を担当させて下さり、先輩歯科医師の監督下で様々な治療を経験させて頂き、その一環としてインプラント治療もさせて頂いてました。
先輩医師に見守られる中で行ったインプラント治療は初めてということもあり、特に緊張感を持って施術させて頂いたのを鮮明に覚えています。

患者様にとっては私が新人かどうかなんて関係なく、一人の歯科医師として治療を任せて頂いている訳ですし、インプラントは一度埋入するとその後に動かすことができないので、決して失敗は許されません。
顎の骨のどの位置に、どんな角度で、どんな深さでインプラントを埋入するのか?

事前にきちんと調べて計画を立て、何度も頭の中でシミュレーションをしましたが、実際に口の中でやってみると骨の中が全く見えず、本当に正しいポジションに入っているのか?は最終的にレントゲンを撮ってみないとわからないという環境でした。
先輩歯科医師の監督下だったこともあり、手術はうまく行き、レントゲンで確認しても位置、角度ともに問題なく入っていましたが、一歩間違えれば大変なことになるかもしれない緊張感からインプラント治療の難しさを思い知りました。

サージカルフルガイドを用いた安全で確実なインプラント治療

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初めてのインプラント治療で難しさや怖さを痛感した私は、勤務先の歯科医院でもっと安全で確実なインプラント治療を行う方法はないのか?と模索する中で出会ったのが
『サージカルフルガイド』でした。
サージカルフルガイドシステムとは、歯科用CTのデータを元に、患者様の口腔内をコンピューター上で再現し、インプラントの埋入位置・角度・深さを事前に設計しその通り場所に確実にインプラントを埋入できるシステムです。

事前に設計された位置にしか埋入できないように、ガイドにはホールが開けられていて、ドリルはこのホールにピッタリフィットするようにデザインされています。
更にそのドリルにはストッパーも付いているので深く骨を削りすぎる心配もありません。一回目のインプラント治療から間も無く、常勤で勤めていた歯科医院でもインプラント治療をする機会があり、サージカルフルガイドを用いた治療を行いました。
ガイドを使用するとフリーハンドで行ったインプラント治療で感じたような心配はなく、術後のレントゲンでも事前に計画した位置と変わらない位置に入っていることが確認できました。

「ここまで安全に患者様の負担を少なくインプラント治療ができるとは…なんて素晴らしい治療技術なんだ!」
サージカルフルガイドインプラントに感銘を受けた私は、この技術を高めて
「患者様に負担のない治療を更に追求していこう」
と考え始めました。
なので、この2本目のサージカルフルガイドインプラント手術以降、現在に至るまで全ての症例でサージカルフルガイドを使用しています。

更なるインプラントの安全性を追求

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その後、多くのインプラント治療に携わりましたが、サージカルフルガイドを使用せずに、フリーハンドでインプラント治療を行うことを想像するとやはり怖いなと感じます。
どれだけ技術が高くて知識があっても、我々歯科医師も人間なので、フリーハンドで治療を行うと理想とズレてしまう可能性が必ずあります。

サージカルフルガイドはその「小さなズレ」を始めとしたさまざまなエラーから患者様を守ってくれる、本当に大切な装置なのです。
更にサージカルフルガイドを使用すると安全性が確保できるだけでなく、インプラントの埋入後に装着する被せ物(人工歯)の位置や形態も、より理想的なものにすることができます。
フリーハンドのインプラント治療では、インプラントを埋入した箇所に合わせて被せ物を作成します。

フリーハンドではインプラントの埋入箇所が必ずしも想定通りにはならず、埋入した位置や角度に応じて被せ物を作成する為
「こんなインプラントの位置だと被せ物が綺麗に作れない」
などのトラブルが起きがちです。
それに対してサージカルフルガイドを使う際には、被せ物(人工歯)を最初に設計します。

歯型から噛み合わせを計算し、被せ物の形や大きさを設計した上で、被せ物が位置するのに最適な箇所にほとんど狂いなくインプラントを埋入できます。
理想的な被せ物の形態から逆算した、理想的な位置にインプラントを埋入できるため、噛み合わせや清掃性に優れたインプラント治療を行えるのです。
こういった理由から、私がインプラント治療を行う際には、原則として必ずサージカルフルガイドを使用しているのです。

現在までにインプラントの年間コースやインプラントに伴う骨造成(サイナスリフト・ソケットリフト・GBRなど)についてのセミナーなど、応用的な内容のセミナーを多数受講し、勤務先の歯科医院でも実際に患者様のインプラント治療を担当させて頂くことで、インプラント治療の知識と技術を高めていきました。

長期症例に携われた貴重な経験

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インプラントの寿命はどれくらいかご存知ですか?
一般的には平均10年〜15年ほど、うまくいけば20年以上使用できると言われています。
ですが、実際には15年以上長持ちしているインプラントを見る機会は、歯科医師でも滅多にありません。
なぜならインプラントがごく一般的な治療として普及し始めてから、まだそれほど時間が経っていないからです。
一般的な歯科医院で15年前からインプラント治療を行っていた医院を探すのは、かなり難しいと思います。

それくらいインプラントは近年急激に一般化してきた治療なのです。
そのため一般的な歯科医院に勤務していると、現段階で既にインプラントを埋入してから10年や20年経過している患者様と出会えることは滅多にありません。
その点、昔からインプラント治療を行っていた歯科医院で勤務医を経験できたことは貴重な経験でした。
私が開業前に勤務していた歯科医院では、25年以上前からインプラント治療を行っており、年間の症例数も非常に多い歯科医院でした。

インプラントの症例数が非常に多く、インプラントを埋入してから10年、20年と継続して通院して下さっている患者様を診させて頂く機会が何度もあり、医院が独自に持っている患者様のデータも貴重なものが多く、本当によく勉強させて頂きました。
たくさんの臨床データや、埋入してから長い月日が経過したインプラントを実際に診させて頂いたことで
「どのようにインプラントを埋入すれば、10年20年と経っても使い続けられるのか?」
「逆にトラブルが起きた場合にどう対処するといいのか?」
を経験できたのは、今では本当にかけがえのない財産です。

「患者様のための治療」を追求

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当院ではとにかく患者様のご要望をしっかりと伺い、患者様のご負担の少ない治療を提供することを心掛けています。
私は新人の歯科医師の頃から今に至るまで、インプラントに限らずさまざまな治療の勉強会に参加する中で、いろいろな先生方の治療に関する考え方をみてきました。
そしてそれぞれの先生によって治療のゴールが異なることに疑問を感じていました。
同じ症状の患者様であっても、治療を担当する歯科医師によって、治療のゴールは異なるのです。

いわゆる『名医のすごい治療』というものを拝見すると、歯科医師にとっては良い治療でも、本当に患者様にとっての良い治療なのか?と疑問に感じるようなケースも少なくありません。
例えば、5年くらいの期間をかけて通院してもらい、身体的にも金銭的にも患者様に大きな負担をかけた結果、歯科医師目線の治療としては100点満点の出来栄えになっているけれど、果たして患者様にとって最良の治療だったのか?と思うこともありました。
歯科医師目線では治療期間や金銭的な負担などは無視されがちですが、患者さんはいつも歯のことばかり考えて生きている訳ではないし、どのレベルまで治したいかは人それぞれです。

このような考えから私自身が治療を行う際には常に、『自分ならどんな治療を受けたいのか』ということを念頭におくようになりました。
歯学としての100点を理解した上ではありますが、目の前の患者様にとっての100点となる治療のゴールを見つけるために、患者さんのご要望やお悩みにしっかりと耳を傾けるようにしております。

心の籠った丁寧な治療を提供させて頂きます

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当院では患者様へのご説明の配慮も重要と考えています。
処置をする側としては毎日毎日、口腔内を触っているのでわかっていても、患者さんからすれば見えない場所のことなのでわかりにくいことが多いです。

「今どのような状況になっていて、どこにどんな処置をなぜしないといけないのか?」
「期間、回数、費用はどのくらいかかってくるのか?」
「治療上のリスクはどのようなものが考えうるか?」
上記説明に加えて、チェアーの前に設置したテレビモニターにレントゲン画像を映したり、絵を書いたりしてお伝えし、できる限りイメージしやすいご説明を心がけています。
『ここに通って良かった!』と思って頂けるよう、心の籠った丁寧な治療をご提供させて頂きますので、インプラント治療でお悩みの方は当院の無料個別相談を是非ご利用下さい。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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